ハイ・アングル(2022年5月15日号掲載)
▼4月1日施行の「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(プラ新法)」により、プラスチック製品の風当たりが強まっている。ラベルも同様で、飲料分野ではラベルレス商品がECサイト向けを中心に加速するほか、トイレタリー分野でもPOPラベルを廃する動き。ラベル業界に身を置く立場として危機感が募る一方、別の観点からも漠然とした“危うさ”を案じていたのは事実
▼4月1日施行の「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(プラ新法)」により、プラスチック製品の風当たりが強まっている。ラベルも同様で、飲料分野ではラベルレス商品がECサイト向けを中心に加速するほか、トイレタリー分野でもPOPラベルを廃する動き。ラベル業界に身を置く立場として危機感が募る一方、別の観点からも漠然とした“危うさ”を案じていたのは事実
▼先日行われたアカデミー賞の授賞式でプレゼンターを平手打ちにした俳優ウィル・スミス氏の複数の新作プロジェクトが、延期・キャンセルされている。
▼完璧な言葉使いに、いつどこでそんな知識を得るのかと舌を巻く博識さ。人生を達観したかのような子役に感嘆の声が漏れる。そんな子供たちに畏敬の念を込めつつも、思わずこんな冗談が脳裏をよぎる。「一体人生何周目だい」
▼新型コロナウイルス感染拡大によって世界の人々が日常を取り戻せない中、ロシアによるウクライナ侵攻は国際社会から激しい非難を浴びている。首都キエフに迫る戦車の長い列やミサイル砲撃によって火の手が上がる建築物、隣国へ避難する高齢者や子供の涙など、現地の状況を伝えるニュース映像には心を痛めずにはいられない
▼新型コロナウイルスのパンデミックが始まって2年あまり。相次ぐ天災、そしてロシアによるウクライナ侵攻と想定を超える事態が続く。人命はもちろん、ロシアに対する制裁に端を発する経済的な損失も計り知れない