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ハイ・アングル

ハイ・アングル(2022年11月15日号掲載)

▼全国各地で442年振りに、皆既食中の「惑星食」が観察された。太陽光によって生じる地球の影へ月が通過すると、徐々に月明かりが欠けて見え、赤銅色へ変化すさまと、天王星が月に隠れる瞬間が見えるとあり、スマートフォンや望遠カメラを片手に外へ飛び出した人も多いだろう。コロナ禍の時世で全国の業界人が集う場を失っていたこの3年。各地から同じ空の景色を目の当たりしたことに思いを馳せる

ハイ・アングル(2022年11月1日号掲載)

▼先月から訪日外国人の個人旅行が解禁され、観光地に活気が戻りつつある。慎重を期して身近なところから、といった背景によって日本人による国内旅行も回復傾向。これを機に、各地の観光資源の活性化に期待したい

ハイ・アングル(2022年10月1日号掲載)

▼今月から育児休業の改正法が施行される。新たに創設されたのは、子供の出生後8週間以内に、4週間分取得可能な「産後パパ育休」。従来の育休制度では4週間分を一括で取得しなければならない原則ルールだったが、新ルールでは最大2回まで分割できる。長期にわたり職場からの離脱を避け復職できるとあって、人材不足に泣くラベル業界でも浸透する制度となるか

ハイ・アングル(2022年9月15日号掲載)

▼AIによって描かれた絵画が米コロラド州の美術コンテストで優秀作品に選出。芸術家やプログラマーを巻き込んだ議論へと発展している。同州在住のゲームデザイナーはAI画像生成ツールで制作した作品を「デジタルアート・デジタル加工写真」分野に出品。審査員によって1位に選出された。同ツールはイメージを入力すると数秒で画像を作成できる能力を持つ。

ハイ・アングル(2022年9月1日号掲載)

▼「交付金の無駄遣い」と批判の的になった石川県能登町のモニュメント“イカキング”。約6億円の経済効果を生み出したとする結果が公表されると、是非を巡る議論がヒートアップ。一過性の話題で終わることなく、コロナ禍で苦境に立たされる人々の救済につなげられるか

ページ

紙面から

▼G7広島サミットでは各国首脳が意見を交換。ウクライナのゼレンスキー大統領も緊急来日し、ロシアの侵略に直面する同国への支援継続に加え、核兵器のない世界への取り組みやグローバル・サウスとの連携などが首脳宣言に盛り込まれた。議長を務めた岸田首相は、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持といった成果を強調。もっともその意義は将来の世界情勢で判断されるべき


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