日本国内唯一のラベル関連専門紙

経産省、日本酒輸出をアプリで支援 多言語情報提供の実証実験 高桑美術印刷が参加

経済産業省はこのほど、日本酒ラベルを読み取って関連情報を多言語提供する携帯端末向けアプリを開発し、実証実験を行うと発表した。海外需要拡大を図る「クールジャパン」政策の一環で、広告代理店のアサツー ディ・ケイ(ADK、東京都港区虎ノ門)が事業を受託。日本酒ラベルの印刷加工で豊富な実績を持つ高桑美術印刷㈱(石川県金沢市泉本町、高桑秀治社長)がコンテンツの制作を担当する。輸出に注力する全国の10社程度から数ブランドずつを対象商品に選び、無償ダウンロードできる専用アプリを10月に公開。来年3月まで、海外での商品PR現場などをターゲットに有効性を検証する。 アプリの開発は、ADKと高桑美術印刷、海外での日本酒普及に携わる専門家やソフト開発ベンチャーなどの5者で実施。アップルのiOSに対応し、端末のカメラ経由で日本酒ラベルを判別する。画像認識技術を採用することで、対象物に2次元コードなどを加える必要がなく、現行のラベルをそのまま使うことができる。 アプリ上では、対象商品の名称やアルコール度数、精米歩合といった基本情報のほか、冷や・熱かんなどの適した飲み方を日本語と英語で説明。さらに動画を含む多様なコンテンツとリンクさせ、蔵元が商品に込める思いや産地の風土に関する情報も紹介する。近くアプリの開発を本格化し、名称や詳細な仕様を決定。対応OS以外の端末ユーザー向けに、商品情報をまとめたウェブサイトも開設する。
 (2015年7月15日号掲載)

紙面から

リコーはこのほど、192本のレーザー光源を高速かつ独立で変調駆動させる「高出力レーザーマーカー」と、同レーザー光の波長に反応して発色する層をコーティングしたサーマルメディアの技術を開発した。ラベルやパッケージへ異なる表示を毎分300メートルで印字することが可能。同社では、大量生産ラインでも搬送スピードに追従して可変情報印字を実現する新技術として、年度内での製品化を目指している。


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