日本国内唯一のラベル関連専門紙

第13回ラベルエキスポ視察ツアー、展示会場で新規取り組みも

9月29日㈫から10月2日㈮までの4日間、ベルギーを舞台に「ラベルエキスポヨーロッパ2015」が開催される。会場ではワールドワイドからローカルまでメーカーやサプライヤーがブースを設けるほか、新たなワークショップなども予定している。

「デジタルプレス」のカテゴリーでは、前回からホールをもう1館追加して規模を拡大。全出展者中最大規模で出展するHPは、軟包装印刷も行えるロール・ツー・ロールタイプの「HP Indigo 20000」をはじめ、シール・ラベル印刷向けの「HP Indigo WS6800」を披露する。またザイコンは、従来機から印刷速度が向上した新機種「Xeikon CHEETAH」を出品。一方、日本からもミヤコシ、志機、ローランドDG、OKI、コニカミノルタ、SCREENなどがエントリーする。

なお、無数の新製品が並びデモが行われるのに加えて、急成長を遂げる事業領域にもスポットを充てたアトラクションも多数企画。

折り畳み式カートンと軟包装を学ぶことでラベル印刷会社の多様化を促進する「パックプリントワークショップ」をはじめ、ラベルとパッケージの未来を発見・模索するための「スマート・パッケージング・ラボ」、そして世界のクリエーティブなラベルとパッケージを展示して包装設計者を刺激する「パッケージングデザインスタジオ」と、よりパッケージに包含する催しが企画されている。

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ラベル新聞社は9月27日㈰から10月4日㈰までの旅程で「ラベルエキスポヨーロッパ」の視察と、ベルギー・オランダのラベル印刷会社を訪問する『ラベルエキスポヨーロッパ視察ツアー』を企画している。現地企業の視察で2カ国を訪れるのは初。

ツアー参加費は41万8000円(ツインルーム使用時・サーチャージ別途)、定員は50人(最少催行30人)。問い合わせは(☎03・3866・6577)まで。

 

 

紙面から

▼例年にない熱気に包まれたブリュッセル。世界各国からラベル業界人が「ラベルエキスポヨーロッパ」へ集結し、会期中はいたるところで製品紹介や意見交換など熱論を交わす姿がみられた。9月の同地は最高気温20度ほどと比較的過ごしやすい気候のはずが、連日30度超えが続いたことも展示会熱に拍車をかけた


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