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パッケージ市場に注力 コダックCEOが来日会見

 米イーストマン・コダックのジェフリー・クラークCEOがこのほど来日し、都内で事業戦略についての説明を行った。

 クラークCEOはコンピューターメーカーやソフトウエア会社、投資会社などで財務・経営の責任者を歴任、今年3月にトップとしてコダック入りした。報道関係者を集めて行われた会見で同氏は、コダックが特に注力している事業分野として▽グラフィックコミュニケーション(商業印刷、出版)▽パッケージ▽ファンクショナルプリンティング(電子部品への薄膜塗工など)の3分野を挙げた。

 このうち、世界各地域での伸長が期待されるパッケージ印刷分野については「当社は7年前にゼロから参入し、現在はフレキソ製版システム『フレクセルNX』などを展開している。先行するデュポン、フリントと競合しながら、シェアを10%まで伸ばしてきた」と好調をアピール。新聞用輪転機に追従できる高速性を特長とするインクジェット(IJ)技術についても、パッケージ分野での利用拡大が見込めるとし、段ボールや軟包装のほか、建材や衣料への採用も図っていく考えを示した。

 クラークCEOはまた、日本のパッケージ印刷市場を踏まえた事業展開について「日本の店頭に並ぶパッケージは色彩豊かで創造的。IJの導入および運用のコストは低下しつつあり、IJによる可変印刷を用いたカスタマイズを通じ、日本人の審美眼に応えられると考えている」と述べた。

 

 

紙面から

リコーはこのほど、192本のレーザー光源を高速かつ独立で変調駆動させる「高出力レーザーマーカー」と、同レーザー光の波長に反応して発色する層をコーティングしたサーマルメディアの技術を開発した。ラベルやパッケージへ異なる表示を毎分300メートルで印字することが可能。同社では、大量生産ラインでも搬送スピードに追従して可変情報印字を実現する新技術として、年度内での製品化を目指している。


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