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ミヤコシ、新型オフセット間欠機を発表 AIシステムなど新機能も開発

 ㈱ミヤコシ(千葉県習志野市津田沼、宮腰亨社長、☎047-493-3854)は、ラベル用オフセット間欠機の新機種「MLP13M」を開発した。

 
 新機種は、コンパクトモデル「同10i」とハイエンドモデル「同13C」の中間をカバーする省スペース性と高品質・高生産性の双方を兼ねたミドルレンジモデルとして開発された。
 
 スペシャルエディションはオフセット5色+フレキソとダイカットロールで、全長8795mm、最大紙幅350mm、最大印刷幅330mm、印刷スピードは最高で毎分200ショットとなる。
 
 同社では新たなオプションとして、オフセット印刷AIアシストシステム「Yaless(ヤレス)AI」を開発。インキの水分過多や凝集などの現象を検出し、モニターに数値を表示することで、印刷品質を左右する条件の“見える化”を果たした。
 
 同システムは、13M以外のMLPシリーズをはじめ同社製オフセット機にも後付けで搭載できる。このほか完全自動版替え装置もオプションに設定。ジョブチェンジの際、全色の版交換を同時に行う。
 
〈写真〉「IGAS2022」に出品された「MLP13M」のスペシャルエディション。AIアシストシステム「Yaless AI」などを搭載
 
(2022年12月1日号掲載)

ラベル新聞
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