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三井物産 製品LCAでCO2排出算出 プラットフォーム「LCA Plus」提供

 三井物産は、製品の調達から購買、生産、物流、使用、リサイクルまでを含む全体で温室効果ガス(GHG)排出量を算定できるプラットフォーム「LCA Plus」を発表。(一社)サステナブル経営推進機構(SuMPO・石田秀輝理事長)と共同開発したLCA Plusは現在、自動車部品メーカーや日用品メーカーらを中心に運用を開始している。

 
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 LCA Plusは「製品・サービス単位のGHG排出量」を算出。調達から廃棄もしくはリサイクルまでの製品LCA(Life Cycle Assessment)を管理して細かなメッシュで計算していくもの。「企業単位のGHG排出量」を算出する方式に対して、LCA Plusは製品や部材ごとのGHG可視化、さらにホットスポット(環境影響の大きい項目)を明確化できる。実測定した一次データを使用することで自助努力の成果がより明確になり、サプライチェーンに関わる企業が必要なアクションを講じやすい、といった特徴を持つ。
 
 LCA Plusは国立研究開発法人産業技術総合研究所のLCI(Life Cycle Inventory)データベース「Idea」を実装、これに基づいた原単位を使用することもできる。数値を入力したり原単位をプルダウンから選択したりするなどの容易な操作だけで、難解なLCA算出もISOに沿った算定ロジックで正確に自動計算。専門知識がなくても、GHG排出量の即時算出を実現している。
 
 また「ダッシュボード機能」では▽KPI・算定進ちょく▽項目別チェック状況▽川上/川下企業への回答数、などの管理項目を数字とグラフでシンプルに一括表示。このほか、原単位や材料の数値を変更した場合の効果を確認できる「排出量シミュレーション機能」なども実装する。
 
〈写真〉「LCA Plus」のダッシュボード機能で各項目を一括表示
 
(2022年10月15日号掲載)

紙面から

▼例年にない熱気に包まれたブリュッセル。世界各国からラベル業界人が「ラベルエキスポヨーロッパ」へ集結し、会期中はいたるところで製品紹介や意見交換など熱論を交わす姿がみられた。9月の同地は最高気温20度ほどと比較的過ごしやすい気候のはずが、連日30度超えが続いたことも展示会熱に拍車をかけた


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