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東レ 再生PETのラベル用グレードラインアップ 自社構築のリサイクルシステムで生産

 東レは、自社構築の循環型リサイクルシステムに基づき生産された再生PETフィルム製品「ECOUSE(エコユース)ルミラー」のラベル基材用グレードを新たにラインアップ。環境負荷軽減に貢献するフィルム基材として、ラベル市場はもとよりブランドオーナーに対しても積極的なPRに努める。

 
 同社では、自社工場やユーザーの生産拠点から廃棄されたPETフィルムを回収し、再生PETフィルムとして製造するリサイクルシステムを構築。同システムによって生産された製品をエコユースシリーズとして訴求し、電子部材用途では先行して採用が検討されている。さらに同社では他分野への展開を模索。環境対応型製品のニーズが高まっているフィルム系のラベル基材として新たに開発した。
 
 ラベル基材向け再生PETフィルムは、同社の生産工程で排出されたPETチップに限定して原料に使用。自社調達のため、安定した製品供給を実現するほか、自然や人体に影響のある化学物質などの調査にも確実に対応できるといったメリットが得られる。
 
 ラベル基材向けにラインアップされたエコユースルミラーは、透明タイプを先行して上市。厚さは50μmとなる。同製品の特長について、「PET基材を採用したラベルは、容器の中身が見える用途などに活用される場面が多い。そのため、特に透明性が重視される傾向にある。これに対して新製品は、既存のラベル向けPETフィルムと同等の透明性を実現した」と担当者は説明する。
 
 また同社では、ラベル向け製品のラインアップ拡充も推進。各種蒸着タイプやマット調などのラベル基材向け、厚さ16~25μmのラミネート用途なども開発段階にあるとしている。
 
〈写真〉自社のリサイクルシステムで生産したラベル用再生PETフィルム「エコユースルミラー」
 
(2021年11月1日号掲載)

紙面から

▼例年にない熱気に包まれたブリュッセル。世界各国からラベル業界人が「ラベルエキスポヨーロッパ」へ集結し、会期中はいたるところで製品紹介や意見交換など熱論を交わす姿がみられた。9月の同地は最高気温20度ほどと比較的過ごしやすい気候のはずが、連日30度超えが続いたことも展示会熱に拍車をかけた


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