日本国内唯一のラベル関連専門紙

Loop、ECサイトの実証実験開始 容器再利用の循環型へ本腰

 Loop Japan合同会社(横浜市中区海岸通、エリック・カワバタ代表)は、持続可能なリユース容器を利用した循環型ショッピングプラットフォーム事業「Loop」のECサイトをオープン。首都圏を中心に実証実験を開始した。

 
 Loopは、米テラサイクルが提唱する“ゼロ・ウェイスト(ゴミを出さない)”を実践するための新たなプラットフォーム。容器にステンレスやガラスといった高耐久な素材を採用し、使用後に容器を回収、洗浄、再充てんして販売する。「捨てるという概念を捨てる」の企業ミッションのもと、使用後に廃棄していたラベルやプラスチック容器のゴミを減らし、詰め替えによるリユースの循環型ライフスタイル醸成を目指す。
 
 2021年5月には、国内初となるLoop関連商品の店舗内販売を東京、神奈川、千葉のイオン19店舗で開始。店内に設置した回収ボックスに容器を返却すると、2週間後をめどに購入時に支払った容器代が専用アプリ経由で返金される。
 
 今回、Loopがオンライン販売の実証実験を行う対象地域は東京、神奈川、千葉、埼玉の事前登録者5000世帯。LoopのECサイトから商品を購入すると、日本市場仕様の専用ボックスに入って購入商品が届く。次回購入時、前回届いたボックスに使用後の容器を入れておくことで、商品の配送に併せてボックスごと回収される。
 
 なお回収する容器は、購入者が洗浄したり容器のラベルを剥がしたりする必要がない。返却の手軽さを担保することで、Loopを長く利用できるよう負担の軽減を狙う。貼付したままで返却されたラベルについては、剥がして回収した後に再利用される運び。世界のLoop導入国では、ラベルに対してもゼロ・ウェイストを実践するリサイクルプロセスが構築されているほか、リサイクル効率からLoopで使用するラベル基材も定められる。
 
〈写真〉首都圏の5000世帯を対象にEC事業を開始したLoop
 
 
(2021年9月15日号掲載)

紙面から

▼2019年が4兆8,135億円、対して21年は97.5%減の1,208億円。観光庁発表の訪日外国人旅行者による消費額推移だ。外国人旅行者数は3,188万人を記録したコロナ前の19年がピーク。昨年は25万人と実に99.4%減に。大きなキャリーを引いた観光客の姿が街に溢れていた日々。たった2年前の出来事が遠い幻のよう

展示会

 「第64回インターナショナル プレミアム・インセンティブショー秋2021」(㈱ビジネスガイド社主催)が2021年9月8日から3日間、東京都豊島区東池袋の池袋サンシャインシティ・コンベンションセンターで開催された。コロナ禍の消費者行動や価値観の変化を捉えた提案が並ぶ中で、シール・ラベルのほか、印刷技術を活用した製品に関心が寄せられた。


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