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ニトムズ、台風や豪雨の被害拡大の抑制に役立つ“貼れるブルーシート”を開発

 ㈱ニトムズ(東京都品川区東品川、中村晃章社長、☎03−6631−1661)は、台風や豪雨の被害拡大の抑制に役立つ製品「補修用全面粘着ブルーシート」を開発した。同製品は、一般的にブルーシートなどと呼ばれる合成樹脂製の工業用シートに粘着塗工を施したもの。ブルーシートに粘着性を付与することで、破損した窓ガラスや建物外構の1次補修に別途テープ類を必要とせず、容易な施工が可能という。

 
 1m四方のシートに剥離フィルムの付いた補修用全面粘着ブルーシートは、ハサミやカッターで自在にカットして使用する。同社は災害時に家屋の応急処置として多用されるブルーシートの貼り方に着目し、わざわざ粘着テープなどで貼る手間を省く狙いがあったという。担当者は「ブルーシートを手で押さえテープで貼ったり、損壊部分が広範囲にわたったりする場合は、複数人の協力が必要だ。そんな煩わしさを解消したかった」と開発の経緯を述べる。
 
 
 粘着加工を施し、ブルーシートが防災用品として使いやすいことに加えて、粘着剤の選定や本体の厚みも特徴の一つ。粘着剤に強粘のアクリル系を採用した理由として、同社は「例えば割れたガラスに同シートを貼り、補修しても後に入れ替えるので、剥がすことを前提としていないため」と説明する。
 
 いわゆるブルーシートは建築、農業、レジャーなど用途が多岐にわたり、厚さや強度もさまざま。同シートの厚みは基材、粘着剤、剥離フィルムを含め約0.3mmとし、主に資材の保管・運搬時に雨水から守る用途で活用されているタイプを選んだ。
 
 主な販売先はホームセンターで、このほかECサイトでも順次販売を展開していく予定。価格はそれぞれオープンとしている。
 
 
(2021年4月1日号掲載)

市場

8%、10%と2度にわたる消費税率引き上げで、事業者の負担を考慮して設けられていた特例期間が2021年3月31日㈬を持って終了する。翌4月1日㈭からは消費税の「総額表示方式」施行により、商品の総額表示が義務化される。同制度は、消費者に対して商品やサービスを提供する課税事業者が行う価格表示を対象とするもの。

紙面から

▼新型コロナ感染拡大の抑止を目的とした緊急事態宣言が19都道府県で、またまん延防止等重点措置が8県で9月30日まで延長。国民のワクチン2回接種率が50%を超え、感染者数の増加も峠を越した感があるが、気の緩みは禁物。ウイルスの変異株が次々と明らかになり、ワクチン抗体を突破する「ブレークスルー」感染も。コロナ収束のため、さらなる“がまん”が求められる


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