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【おくやみ】長野圭一氏(元正札協組副理事長)が逝去

 東京都正札シール印刷協同組合の元副理事長で㈱ナガノの元社長だった長野圭一氏が5月14日、逝去した。90歳。

 
 長野氏は1958年、同協組で結成された二世会「シールズクラブ」(正札青年部の前身)で、リーダーとして活躍した。60年には「シール・ラベル欧米視察団」に参加し、ラベル製造に関する当時の最新技術を習得。帰国後は、粘着紙をはじめさまざまな技術を業界内にもたらした。
 
 また64年、同協組の理事に就任し、以降も常務理事や副理事長など、30年以上にわたって要職を歴任。中でも広報および教育事業に尽力し、2001年に発刊した「組合50年史」の編纂委員長を務めた。このほか、全日本シール印刷協同組合連合会が1989年に発刊した「シール印刷のあゆみ77年史」などの編集にも携わった。
 
 このような功績が認められ、97年、「黄綬褒章」を受章した。
 
 なお、葬儀はコロナ禍の現状を鑑みて、近親者のみで執り行われた。

紙面から

▼例年にない熱気に包まれたブリュッセル。世界各国からラベル業界人が「ラベルエキスポヨーロッパ」へ集結し、会期中はいたるところで製品紹介や意見交換など熱論を交わす姿がみられた。9月の同地は最高気温20度ほどと比較的過ごしやすい気候のはずが、連日30度超えが続いたことも展示会熱に拍車をかけた


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