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体験型スーパー「マルエツ船橋三山店」オープン ラベル+ITソリューション活用

 ㈱マルエツ(東京都豊島区東池袋、古瀬良多社長、☎03-3590-1110)は2月26日、“体験型スーパーマーケットモデル”の1号店として千葉県船橋市三山に「マルエツ 船橋三山店」をオープンした。顧客ニーズや市場の環境変化に対応し、デジタル化への取り組みを行う店舗と位置付けており、ラベル・パッケージを活用した施策も行われている。

 
 
 デジタルサイネージなどを活用してレシピや新商品情報を発信するほか、ワインの味わいを視覚化するシステム「SAKELAVO」を導入している。店内設置のQRコードから専用アプリをインストールしたスマートフォンなどでワインラベルのバーコードを読み取ると、キレやコクといった味覚情報をチャートとして画面に表示。原料となったブドウの品種や生産者コメントも提供するほか、「甘口・辛口」「軽やか・濃厚でコクがある」といった指標を基にしたマップから該当する商品を検索することもできる。
 
 サスティナビリティーに資する取り組みとして、環境負荷を低減した栽培方法で育てられた野菜を品ぞろえするほか、精肉や干物などを対象にノントレーの真空パック商品も導入。消費者から寄せられる「かさばるトレーは不要」との声に応え、包装資材の使用量を削減する。
 
 会計は有人・無人レジ双方を設け、セルフレジ端末のタッチパネルには透明の除菌シートを貼付し、利用者に安心を提供している。スマホなどで商品スキャン・会計も済ませられるアプリ「Scan&Go」も利用可能。商品バーコードを適宜スマホで読み取り、無人レジ端末にスマホ画面上のQRコードを読み取らせることで、アプリ内に登録したクレジットカードやPayPayなどでキャッシュレス決済ができる。コロナ禍で非接触方式の会計システムへのニーズが高まる中、Scan&Goが利用できるスーパーは関東を中心に拡大傾向にある。
 
 
▲スマホ決済などが可能な体験型スーパーを開店
 
▲商品ラベルのバーコードを読み取るとワインの味わいをチャートで表す
 
(2021年3月15日号掲載)

市場

8%、10%と2度にわたる消費税率引き上げで、事業者の負担を考慮して設けられていた特例期間が2021年3月31日㈬を持って終了する。翌4月1日㈭からは消費税の「総額表示方式」施行により、商品の総額表示が義務化される。同制度は、消費者に対して商品やサービスを提供する課税事業者が行う価格表示を対象とするもの。

紙面から

▼新型コロナ感染拡大の抑止を目的とした緊急事態宣言が19都道府県で、またまん延防止等重点措置が8県で9月30日まで延長。国民のワクチン2回接種率が50%を超え、感染者数の増加も峠を越した感があるが、気の緩みは禁物。ウイルスの変異株が次々と明らかになり、ワクチン抗体を突破する「ブレークスルー」感染も。コロナ収束のため、さらなる“がまん”が求められる


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