日本国内唯一のラベル関連専門紙

TOKYO PACK 2021、包装分野の総合展開催 ソフトの新提案が活況(1)

 「TOKYO PACK 2021」((公社)日本包装技術協会主催)が2月24日から3日間、江東区有明の東京ビッグサイトで開催。包装に関わる印刷会社とサプライヤーが出展する中、ラベル関連の新製品も多数披露された。
 
 ソフトウエア関連では、エスコグラフィックス㈱(東京都江東区青海、☎03-5579-6247)がプリプレス作業を支援する提案を行った。「X-Rite Proシリーズ」は、自動スキャニング製品を使用し、測色した色情報を複数拠点で共有したり、ターゲット見本とのデルタE値の誤差を判定して印刷物をスコアリングしたりするといった活用が可能。㈱SCREEN GPジャパン(東京都江東区越中島、☎03-5621-8267)は、特色再現性を高めるCGS Japan㈱のソフト「CxFツール」を新たに「Truepress Jet L350UV SAIシリーズ」へ対応させると発表。特色再現をデジタル印刷で実現するノウハウによって、ブランドオーナーへの営業にも有用とした。アビッド・フレックス㈱(東京都中央区銀座、☎03-5524-7745)は、製版作業をサポートするソフト「Pack#」のサブスクリプションサービスを開始。「トラップセット」「商印セット」など複数のプランとオプションをそろえている。サカタインクス㈱(千葉県野田市尾崎槇の内、☎04-7127-2231)は、㈱パパラボのオンラインで色校正作業を支援するソリューション「PPLB-210」のデモを行った。
 
 印刷会社では、㈱SCREENクリエイティブコミュニケーションズ(京都市右京区西京極新明町、☎075-325-6221)が食品や工業系分野に向けたラベル販売サイト「警告ラベル.com」を紹介。警告ラベルのデザインや貼付箇所などについて、包括的なコンサルティング業務を担う。
 
 また、大阪シーリング印刷㈱が環境配慮型の製品群を出品したほか、山口証券印刷㈱はQRコードと示温インキを組み合わせた個品の温度管理システムを紹介。㈱タカラは機能、加飾、素材などカテゴリー別にラベルの付加価値を向上させる提案を行った。
 
▲色管理を支援して印刷物をスコアリングするなどソフトの発表が目立った
 
▲警告ラベルの包括的な提案も注目された
 
 
(2021年3月15日号掲載)
 

市場

8%、10%と2度にわたる消費税率引き上げで、事業者の負担を考慮して設けられていた特例期間が2021年3月31日㈬を持って終了する。翌4月1日㈭からは消費税の「総額表示方式」施行により、商品の総額表示が義務化される。同制度は、消費者に対して商品やサービスを提供する課税事業者が行う価格表示を対象とするもの。

紙面から

▼新型コロナ感染拡大の抑止を目的とした緊急事態宣言が19都道府県で、またまん延防止等重点措置が8県で9月30日まで延長。国民のワクチン2回接種率が50%を超え、感染者数の増加も峠を越した感があるが、気の緩みは禁物。ウイルスの変異株が次々と明らかになり、ワクチン抗体を突破する「ブレークスルー」感染も。コロナ収束のため、さらなる“がまん”が求められる


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