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東洋インキ、表刷り用バイオマスグラビアインキ開発 印刷を保護、エタノール消毒液に「耐性」

東洋インキは、主に手指消毒用で多用されるエタノール消毒液への耐性を持つ表刷り用バイオマスグラビアインキを開発した。

 
菓子やレトルト包装といったフィルム包装材の多くは、複層フィルムの間に印刷する裏刷りラミネート方式を採用。他方、パンやおにぎりなどの包装材は、フィルムの外側に印刷を施す表刷り方式を主とする。
 
通常インキが落ちることはほぼないとしながらも、同社は「エタノールで消毒した手で包装を触ったり、消毒液を直接噴霧したテーブルに包装材を置いたりした際、塗膜が溶解し手やテーブルクロスにインキが付着するケースが確認されていた」という。
 
新開発の「レアルNEX BO S3シリーズ」は、強固な塗膜形成に成功したことで、消毒液使用時に印刷が落ちるリスクの低減を実現した表刷り用グラビアインキ。またノントルエン・ノンMEK(メチルエチルケトン)といった性能に加え、バイオマス原材料を10%以上配合。(一社)日本有機資源協会が認定する「バイオマスマーク」を取得している。
 
用途はパン包装をはじめ各種食品、生活用品など表刷りフィルム包装全般で、プロセス4色に中間色も。
 
 
〈写真〉エタノール消毒液を噴霧した印刷物をこすっても色落ちしにくいことを実証
 
 
(2020年12月1日号掲載)

団体

全日本印刷工業組合連合会(滝澤光正会長)は、「第14回メディア・ユニバーサルデザイン(MUD)コンペティション」の受賞企業を発表。最高位となる経済産業大臣賞に、一般の部から松本印刷㈱(静岡県榛原郡吉田町、松本憲治社長)の「災害時情報共有ツール」が、また学生の部から土川彩音さん(専門学校浜松デザインカレッジ)の「I.SCALE〜災害の見える化計〜」がそれぞれ選出された。

紙面から

米マーカンディーはこのほど、フレキソとインクジェット(IJ)モジュールを搭載したハイブリッドモデルのラベル印刷機「Digital Series  iQ」をリリース。フレキソ印刷機「Evolution Series」をベースに英ドミノ製のUVIJモジュール「N610i」を組み合わせており、生産性と安定性を備えた機種として展開している。


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