日本国内唯一のラベル関連専門紙

清宮シール、貼付後のケアにクリーナー開発 抗ウイルスシール「再活性化」

㈲清宮シール(群馬県太田市原宿町、清宮誠社長、☎0276-37-4712)はこのほど、除菌および抗ウイルス・抗菌効果を持つ高濃度銀イオン水溶液「POWER Ag+」をベースとした新製品「クリーナー」と「コート剤」を開発。ドアノブやタッチパネルといった共用部の除菌をはじめ、衛生保護目的に貼付した抗菌シールの汚れを落としつつ、基材上へ抗菌や除菌効果を新たに付与するメンテナンス用途として提供していく。

 
シール・ラベル印刷のほかにケミカル品事業部を擁する同社では、非粘着コーティング液「グルーバリア」や、静電気帯電防止液「静電バリア」などの独自のコーティング剤を製造。POWER Ag+はペット用品や輸送車両、また介護の場面での消臭と除菌を目的として2014年に開発した。新型コロナウイルスと類似構造のウイルスを97.9%不活化することが第三者機関の試験で証明されるなどして需要が急増、OEMの増産と同時に一般販売も応じてきた。
 
新商材は同社が抗ウイルスシールを提供する中で、貼れない部分の除菌や抗菌化を目的に開発。加えて、ユーザーがシールを短期的に貼り替えずに済むよう塗布して抗ウイルス機能を追加付与したり、有効期間内でも安定した除菌機能を発現させるために汚れを除去したりする効果を狙った。
 
界面活性剤などを新たに含有した水溶液は、クリーナー、コート剤いずれもPOWER Ag+と同様の抗ウイルス・抗菌効果を第三者機関が実証(エビデンス発行済み)。加えて帯電防止剤も配合しており、同社は「ウイルスは静電気に引き寄せられるが、湿度の低いこれからの季節も塗布面には静電気が発生しないので、ウイルスを吸い寄せてしまうこともない。静電バリアで培った知見が活きている」と話している。
クリーナー、コート剤ともにOEM提供を行う方針。前者は対面接客する生命保険会社でタブレット端末のクリーナーに、また後者も電車内のつり革の衛生管理目的として鉄道会社へ採用が決定したという。
 
〈写真〉「POWER Ag+」(左)をベースに「クリーナー」と「コート剤」を新開発。貼付した後の抗菌シールのケアにも
 
(2020年12月1日号掲載)

団体

全日本印刷工業組合連合会(滝澤光正会長)は、「第14回メディア・ユニバーサルデザイン(MUD)コンペティション」の受賞企業を発表。最高位となる経済産業大臣賞に、一般の部から松本印刷㈱(静岡県榛原郡吉田町、松本憲治社長)の「災害時情報共有ツール」が、また学生の部から土川彩音さん(専門学校浜松デザインカレッジ)の「I.SCALE〜災害の見える化計〜」がそれぞれ選出された。

紙面から

米マーカンディーはこのほど、フレキソとインクジェット(IJ)モジュールを搭載したハイブリッドモデルのラベル印刷機「Digital Series  iQ」をリリース。フレキソ印刷機「Evolution Series」をベースに英ドミノ製のUVIJモジュール「N610i」を組み合わせており、生産性と安定性を備えた機種として展開している。


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