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トッパンインフォメディア、「i2Trace(アイトゥートレース)」開発 2次元コードの読み取りで新ソリューション訴求

㈱トッパンインフォメディア(TIM・東京都港区芝浦、堀正史社長、☎03-6367-5550)はこのほど、QRコードなどの2次元コードから2種類の異なる情報を読み取る2パターン認証コードの新ソリューション「i2Trace(アイトゥートレース)」を開発した。

 
2次元コードを活用する従来の情報管理ソリューションは、専用アプリをダウンロードしたスマホでコードを読み取ると、製品のトレーサビリティーなど特定情報を得ることが可能。しかし、アプリ未使用のスマホで読み取った場合、特定情報と無関係な英数字が表示されるため、消費者がその意味を問い合わせるケースもあった。
 
この対策として、ブラックライトに反応するステルスコードなどがあり、TIMでも昨年、製品化している。しかし特殊なライトやリーダーを要するなど、ソリューションの複雑化に伴う課題もあった。
 
これに対してTIMは、通常のスマホを使用し、1つの2次元コードで2パターンの認証を実現する新ソリューションを開発。専用アプリを必要とせず、同社が承認した認識キー入力済みスマホでコードを読み取ると、トレーサビリティーなどの特定情報が、また未承認の場合は、製品紹介やブランドオーナーのサイトが表示される。2次元コードはラベルへの印字と、容器などへの直接印字に対応する。
 
ラベル使用の認証フローは①TIMがあらかじめシリアルナンバーを発行②ナンバーと紐づけされたラベルを製造し、クラウドサーバーへデータを格納③ユーザーが2次元コードにスマホをかざすと、サーバーが認証キーを判別し、登録データを表示④一連のフローに関与しない消費者が2次元コードを読み取ろうとした場合、認識キーがないことをサーバーが判別し、製品紹介等のWebページに誘導、となる。
 
新ソリューションは、ビジネスモデル特許を出願済み。今後の展開について、TIM技術・開発企画部の柿沼健一係長は「当社は、ラベルや包装資材への可変情報印刷をはじめ、プリンタやラベラーなど周辺機器も提供している。そのため、お客さまに最適な新ソリューションの活用をトータルで提案できる。今後、ブランドオーナーなどに対し、新ソリューションの提案を本格化したい」と話す。
 
〈写真〉1つの2次元コードから2種類の異なる情報読み取りを実現
 
(2020年11月15日号掲載)

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