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ザイコン 新機種の発表を続々 IJモデルと加飾機をリリース

ザイコン(ベルギー)はこのほど、ラベル分野に向けた新製品のデジタル印刷機と加飾機を相次いで発表。ラベル製造の高生産性・高意匠性の実現を支援している。

 

UVインクジェット(IJ)方式のデジタルラベル印刷機「Xeikon PX30000」は解像度600×600dpiで、CMYKにオレンジとバイオレットを搭載した6色機、さらにホワイトを加えた7色機のいずれかを選択可能。対応基材幅は340mm、印刷速度は最大で毎分70mとなっている。

 

同機を制御するデジタルフロントエンドは同社の「X-800」を採用しており「当社の既存のお客さまは簡単にワークフローを統合させることができる」(担当者)としている。

 

欧州と北米で販売が開始されており、健康食品や化粧品、化学薬品、酒類といった分野のラベル印刷で採用を見込む。担当者は「ラベル印刷の自動化も支援しており、X-800独自の面付けアルゴリズムによって印刷データ作成時間と手間を削減する。バリアブルデータの作成に関しても、他のワークフローソフトの追随を許さない。PX30000の印刷速度と相まって、ボリュームのあるジョブでもすばやく印刷が完了させられる」とコメントしている。

 

今回の高速モデルのIJ機をラインアップに加えることで、コストや品質、活用シーンに応じて多様なデジタルラベル印刷機を顧客へ提案することが可能となった。

 

ロール・ツー・ロールモデルのオフライン加飾機「Xeikon FEU(Fusion Embellishment Unit)」は、多彩な機能を備えた1台。紙やBOPPといった各種素材に対して、UVニスを用いた各種表現、箔加工などを施せる。対応基材幅は100~420mmとなっており「スポットのワンポイント表現、立体的な質感を再現する3Dテクスチャーといったニスの活用が可能」(担当者)とする。箔加工に関しては、イメージ画像をIJ方式で形成することで、版レスのバリアブルデザインを実現。また、オプションでダイカットユニットも搭載することができる。

 

同機も欧州と北米で発売しており、ワインやスピリッツ、化粧品といった高付加価値なラベル製造に有用としている。

 

なお、いずれの機種も現時点において欧州と北米の展開にとどまっており、日本市場を含む他地域でのリリースは未定となっている。

 

同社は電子写真(EP)方式の新機種「Xeikon CX300」を6月にリリースしており、EPとIJの両輪をそろえたデジタルラベル印刷機と、加飾機を組み合わせたトータルなラベル製造ソリューションの提案を積極化している。

 

 

〈写真〉UVIJ方式の「Xeikon PX30000」は最大で毎分70mの印刷速度を持ち高い生産性を発揮する

 

 

〈写真〉オフラインの加飾機「Xeikon FEU」はニスや箔加工を施して高付加価値なラベル製造を支援する

 

 

(2020年11月1日号掲載)

市場

8%、10%と2度にわたる消費税率引き上げで、事業者の負担を考慮して設けられていた特例期間が2021年3月31日㈬を持って終了する。翌4月1日㈭からは消費税の「総額表示方式」施行により、商品の総額表示が義務化される。同制度は、消費者に対して商品やサービスを提供する課税事業者が行う価格表示を対象とするもの。

紙面から

㈱ミヤコシ(千葉県習志野市津田沼、宮腰亨社長、☎047-493-3854)は、ラベル向けオフセット間欠機「MLP」シリーズとして“ウルトラコンパクト”と称するエントリーモデルの「MLP10i」と、ミドルレンジモデルの「同13M」を開発。既存機のハイエンドモデル「同13C」と併せて、ラベルの高品位印刷に取り組む印刷会社へPRを展開し、販売に力を注ぐ。


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