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ブラザー工業、デジタル印刷機発表 日本市場で本格展開へ

ブラザー工業と子会社の英Domino Printing Sciencesはこのほど、UVインクジェット方式のデジタルラベル印刷機「N730i」を発表した。欧米で受注を開始しており、日本を含むグローバルでも順次展開していく。

同機はCMYKに白とオレンジ、バイオレットを搭載した7色機。解像度は1200×1200dpiで、印刷速度は最大で毎分70メートルとなっている。本体サイズは、5614(L)×1735(H)×1925(W)ミリ。印刷幅は340ミリ、紙やフィルム素材などに印刷適性を示す。
ブラザー工業が新たに開発したプリントヘッド「BITSTAR」を採用しており、最小2.1ピコリットルの液滴に加え、2.8ピコリットルと3.3ピコリットルの液滴も併せることで安定的な高品位印刷を実現。オプションの「フレキソステーション」はニスや広色域性を発揮する専用インクを搭載可能なほか、プライマーユニットとしても活用でき、基材対応力を向上させられる。また、インラインの加工や検査ソリューションもオプションで追加可能となっている。
さらに、従来機「N610i」にも搭載されている独自機能「i-Tech」によってマシンのコンディションを整える。「同ActiFlow」はインクを循環させて温度を一定に保つほか、気泡を除去して印刷品質を安定させる。新機種は新たに「同Clean Cap 2」と「同SetAlign」を追加。前者はプリントヘッドのクリーニングを自動化し、後者はインク濃度とプリントヘッドの位置を調整し、ムラのない仕上がりを実現するなど、多彩な機能を備える。
独自のユーザーインタフェース「SunLight」によって、「直感的な運用が可能」(同社)とし、デジタルフロントエンドにはエスコ(ベルギー)製の「ESKO DFE v3.0」を採用。シンプルな操作性を追求している。
日本市場では2021年1月から受注を開始する(詳細は次号以降)。問い合わせは、ドミノ事業推進部(☎052-824-2540)まで。
 
〈写真〉「N730i」を2021年1月から国内で受注開始
 
 
(2020年10月15日号掲載)

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