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Koenig & Bauer、新オフセット枚葉機 毎時2万回転の高生産性

独Koenig & Bauerはこのほど、パッケージ分野向けのオフセット枚葉機の新機種「Rapida 106X」を発表。高品位印刷に加え、ジョブチェンジ時間を圧縮したことによる高生産性を実現している。

同機の対応用紙サイズは最大740×1060ミリ。印刷速度は最大で毎時2万枚となっており、8色ユニットに加えてコーターやコールド箔ユニットも搭載している。
多品種小ロット対応を実現するため、ジョブチェンジ時間を短縮する機能も強化。印刷ローラー洗浄機能「サイマルテニアス・ローラー・ウォッシュ(SRW)」は印刷中に使用していないユニットを洗浄し、次のジョブへの迅速な切り替えを可能にする。SRWは従来機にも搭載されていたが、パッケージ製造で多用されているUVインキの洗浄にも新たに対応するようになった。
6月にオンライン上で実施されたライブショーの展示モデルでは、ニスコーターも2ユニット用意されており、光沢とマットニスの2種類をワンパスで施せるデモンストレーションが披露された。多色にコールド箔、ニス加工を行うといった工程でも印刷速度を落とさずに稼働させることができ、化粧品など高意匠性が求められる分野で採用を見込む。
高速印刷に対応する8Kカメラによってインラインの全面検査も可能で、色味のブレや文字の欠け、カスレも検知する。
Koenig & Bauer JP㈱の営業部エグゼクティブ・スペシャリストの渡部茂氏は「色味の調整や見当合わせ、版替えは自動化されており、パッケージ製造向けモデルで世界初の毎時2万回転という速度も併せて高い生産性を発揮できる。さらにSRWによって、洗浄のために印刷機を止めることなく、稼働率を最大化させられる。メンテナンス性も向上しており、定期的に油を差さなければならないグリスポイントを従来機比で削減し、オペレーターの負担を減らした」とコメントしている。
Rapida 106Xの発売は来年1月を予定。問い合わせは、Koenig & Bauer JP(☎03-5623-3004)まで。
 
〈写真〉「Rapida 106X」は印刷速度に加えて印刷ローラー洗浄機能「SRW」で高い生産性を発揮する
 
(2020年10月1日号掲載)

団体

全日本シール印刷協同組合連合会(JFLP・田中祐会長)はこのほど、「第30回シールラベルコンテスト」の審査結果を発表。最高位となる経済産業大臣賞に、東北協組の精英堂印刷㈱(山形県米沢市八幡原、井上吉昭社長)が輝いた。なお同社は、次点の経済産業省商務情報政策局局長賞に、同じく東北協組所属の進和ラベル印刷㈱(山形県上山市蔵王の森、晋道純一社長)と共に入賞を果たしている。

紙面から

リコーはこのほど、可変情報ラベルの基材にも使用されている感熱紙(サーマル紙)に関して、フェノール系化合物を含まない顕色剤を使用した製品を開発。今後、同社が製造するすべての感熱紙を順次〝フェノールフリー〟製品へ転換する。また国内市場では、2021年春からの販売開始を目指す。

展示会

2021年4月20日(火)から9日間、独・デュッセルドルフ見本市会場で開催を予定していた展示会
「drupa2021-国際印刷・メディア産業展」(メッセ・デュッセルドルフ主催)は、
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、中止を発表した。
 

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