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フォセオン、新型LED-UVシステム展開 省スペース性と高照度を実現

米フォセオンテクノロジーはこのほど、小型かつ高照度を実現した空冷式LED-UV照射システム「Fire Jet ONE」を開発。フレキソ方式などのラベル印刷機やインクジェット(IJ)方式のデジタル印刷機など、ナローウェブ分野でのUVインキ硬化に効果を発揮するシステムとして展開を図る。

同社はこれまで、医療や工業分野に対し、LEDをコア技術とした製品開発を推進。中でもラベルを含む印刷分野に対しては、ハイパワータイプのLED-UV照射システムを訴求しており、欧米で高いシェアを維持している。
特に小型の印刷機を活用するケースの多いラベル市場では近年、省エネ化と生産効率化へのニーズが高まる傾向にある。そのような観点から、省エネ化を実現するLED-UVシステムに関しては、小型化を維持しつつも高照度を求める声が挙がっていた。
同社では長年のLED-UV開発技術に基づき、最小75ミリといった照射幅に対応。さらに、省スペース設計のため空冷式を採用しつつも、ピーク照度が1平方センチあたり20ワットといった高照度を実現するFire Jet ONEの開発へと至った。
新システムはユニット一体型で、光の波長域は385、395、405ナノメートル、以上の3種類。また、ユニットは直列接続の「デイジーチェーン接続」で連結できるため、さまざまなサイズでの照射幅を実現する。加えてPLCにより、照度調整や瞬時のオン・オフも可能。省エネ化に貢献する。
新製品について、ビル・コーテルユー社長兼CEOは「当社が約20年間にわたって取り組んできた技術の集大成と認識している。ユーザーにとって、これまでのビジネス潮流に変化をもたらすソリューションが可能になると期待する」とコメントしている。
なお、日本市場ではフォセオンテクノロジージャパン㈱(横浜市西区高島、☎045−440−6238)が販売を担当。ラベル印刷市場などに向けてPRに努める。
 
(2020年8月15日号掲載)

紙面から

リコーはこのほど、192本のレーザー光源を高速かつ独立で変調駆動させる「高出力レーザーマーカー」と、同レーザー光の波長に反応して発色する層をコーティングしたサーマルメディアの技術を開発した。ラベルやパッケージへ異なる表示を毎分300メートルで印字することが可能。同社では、大量生産ラインでも搬送スピードに追従して可変情報印字を実現する新技術として、年度内での製品化を目指している。


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