日本国内唯一のラベル関連専門紙

ミマキエンジニアリング、地域限定でIJP発売 3Dプリンタで対コロナ製品も

ミマキエンジニアリングはこのほど、インクジェットプリンタ「UJV100-160」を新発表。日本や欧州を除く、地域限定モデルとして発売した。

同機は新たに開発されたVOCレスのUVインク「LUS-210」を採用し、広色域性と高品位印刷、環境負荷の低減を実現。CMYKに加え、白とクリアインクも用意している。解像度は1200dpiで、印刷速度は最大で毎時23平方メートル。対応基材幅は1620ミリまでとなっており、紙やフィルム、布といった基材に印刷適性を示す。
新機能として、作業負担を軽減する「DAS(Dot Adjustment System)」を搭載。従来、オペレーターが目視と手作業で行っていたドット位置や送り量の補正を自動化した。同社は「作業現場の負担を軽減するとともに、調整のバラつきに起因する印刷品質のブレも防止できる」と紹介。従来モデル同様、ノズル抜けを検知して自動で補完する独自機構や色ムラの発生を抑える機能も備え、常に安定した印刷を実現している。
サインやPOP、ラベルといった分野で採用を見込む。日本で発売予定はなく海外を中心に展開し、初年度の販売目標台数は2000台としている。問い合わせは、同社(TEL0268-64-2281)まで。
また、同社は3Dプリンタ「3DFF-222」とカッティングプロッタ「CF22—1225」で製造した「簡易式フェイスシールド」の無償提供を4月から行っており、5月20日時点で1万5366個を出荷したと発表した。
簡易式フェイスシールドは頭に装着する部分を3Dプリンタで、シールド部分のPETフィルムの加工はカッティングプロッタで行っている。3Dデータは神奈川大学の道用大介准教授から提供を受け「型を用意することなく、緊急事態においてスピード感を持ってすぐに生産開始できることが3Dプリンタの強み」(同社)としている。
現在は3Dの造形方法を見直すことで製造時間を短縮したとし、日に750個の生産数を実現。今後、製造工程の省人化体制の構築も検討しているという。簡易式フェイスシールドの申し込みは、同社の問い合わせフォーム(https://japan.mimaki.com/inquiry/negotiation)まで。
 
 「簡易式フェイスシールド」
 
 
(2020年6月15日号掲載)

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