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KIT-CC、BtoC事業に着手 IJ技術の普及促進へ

インクジェット(IJ)技術を応用したプリンタ開発、各種ソリューション提案を行うKIT—CC㈱(熊本市中央区南熊本、冨田健二社長)はこのほど、ECサイトを通じた商品販売を行うBtoCビジネスに着手。IJ技術の普及促進を目指し、新領域へ踏み込んだ。

同社は顧客から寄せられる相談をもとに、対象アプリケーションやロットなどに応じて最適なIJソリューションを提案する企業。従来、食品や医薬品、テキスタイル分野などBtoB向け事業を手がけてきたが、IJ技術の認知度向上と採用事例の増加を目的に、自社製商品の販売に至った。熊本県の名産品を扱うECサイト「KUMAMOTO24」(https://kumamoto24.co.jp)で、和紙素材にゆるキャラ「くまモン」を印刷したグッズ「C—WASAMON」を発売した。
C—WASAMONは、和紙メーカーの㈱大直が開発した耐久性の高い「SIWA製品」に対して、風合いを生かすためKIT—CC独自のIJ技術で直接印刷を施した商品。タブレットケースや長財布など10種以上をそろえ、くまモン誕生10周年記念の限定デザイン品もラインアップしている。オプションでロゴ印刷や名入れにも対応し、ギフト・ノベルティー用途などを見込む。また、花王㈱の水性インク「LUNAJET」を採用しており、印刷時における環境負荷を軽減していると訴求する。
今後の展望について、同社は「IJ技術のメリットや事例を紹介していきたい。ラベル分野でも消費者嗜好の変化に伴い、デジタル印刷による多品種小ロット展開の重要性は高まっていくと認識している。ヘッドやインク、素材などの相性の検証でお役に立てれば」とコメントしている。
 
(2020年5月1日号掲載)

団体

消費者庁は4月10日、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、食品表示法に基づく食品表示基準の弾力的運用を通知。容器包装に表示されている原材料等の原料原産地や栄養成分について、実際に使用されている表示と異なっていたとしても、適正な情報が他の方法で伝達されている場合、該当食品の販売を認めるといった緩和措置を行う。

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