日本国内唯一のラベル関連専門紙

UPM、木質系フィルム粘着紙に白色追加 環境配慮型でPR展開

UPMラフラタック(フィンランド)はこのほど、木質系PPフィルム「フォレストフィルム」をベースとした環境対応型フィルム系粘着紙のラインアップに白色タイプ「フォレスト PP ホワイト」を追加。日本市場に対しては現在、UPMキュンメネジャパン株式会社(東京都千代田区永田町、富永達之助社長、TEL03−6205−8130)を通じて販売を開始している。

UPMラフラタックは、UPMバイオ燃料グループとともに基材原料の「BioVernoナフサ」を共同開発。UPMのパルプ精製工程で生じるトール油系残留物を使用してフォレストフィルムを製造する。同フィルムは、従来の石油由来原料を再生可能な植物由来の同ナフサへ置き換えることで、従来フィルムと比べて1トン当たり約3トンのCO2削減を可能にする。
同フィルムを基材に採用したフォレスト PP ホワイトは厚さ57マイクロメートルで、既存のフィルム系粘着紙と同等の印刷・加工適性を保持。同社担当者は「他の環境配慮型製品にはない性能であり、当製品のメリットと認識している」と説明する。
UPMラフラタックでは、フォレストフィルムを基材に採用した粘着紙の展開について、厚さ49マイクロメートルの透明タイプ「フォレスト PP クリアー FTC50」を先行発表。今秋、ベルギー・ブリュッセルで開催された「ラベルエキスポヨーロッパ2019」で初披露した。期間中は、同フィルムと原料のナフサを含めた一連の原材料サプライチェーンが、欧州再生可能エネルギー指令(RED)に基づくバイオマスおよびバイオエネルギー認証「ISCC」を取得している点も紹介した。
担当者は「環境活動に積極的なブランドオーナーやラベルコンバーターから引き合いを多数いただいている。当社が継続的に推進してきた循環経済への取り組みに対する成果が、ラベル市場でも認められつつあると考える。そのような中で、フォレスト フィルムに白色タイプを求める声も多かった」と話す。
なお、日本市場での販売展開について、UPMキュンメネジャパンは「海外ではボディーケア商品のグローバルブランドで採用間近となっているほか、国内でも印刷・加工に関するテストが行われている。日本を含めたアジア地域での需要拡大を見据え、中国・蘇州工場での生産ライン構築を視野に入れたプロジェクトも推進。今後、当製品が環境に配慮したフィルム製品である点を精力的にPRし、日本での脱プラスチック化、植物由来製品への切り替えを推進するユーザーからの要請に応えていきたい」と話している。
 
 
(2019年12月15日号掲載)

市場

CCLジャパン(株)はこのほど、2020年1月1日からチェックポイントシステムジャパン(株)と組織および社名変更すると発表した。
 
これまでCCLグループ(本社・カナダ)のチェックポイント事業は、チェックポイントジャパン(株)が日本法人として展開してきた。

紙面から

サトーホールディングスはこのほど、100%子会社の①(株)サトー②デザインプロモーション(株)③サトーインターナショナル(株)④サトープライマリーラベルインターナショナル(株)、以上4社に関する合併を発表した。承認株主総会を経て4月1日(水)、①を存続会社とし、3社は解散する予定。

展示会

 東京都ラベル印刷協同組合(北島憲高理事長)は19日、台東区柳橋の東商センターで今月29日(土)に実施予定だった「第21回ラベル関連ミニ機材展」の開催中止を決定したと発表した。


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