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ユニリーバ・ジャパン、パーソナルケア主要3ブランド 容器に再生プラ採用 脱プラ受け 20年末までに100%切り替えへ

ユニリーバ・ジャパン(東京都目黒区上目黒、髙橋康巳社長兼CEO)は8月5日から順次、パッケージに再生プラスチックを採用していく。パーソナルケア 3ブランド「LUX」「Dove」「CLEAR」の新商品から着手し、ボトル本体に最大95%、つめかえ用パウチに約10%使用することを発表した。2020年末までにPET素材のボトルを、100%再生プラスチックへ切り替えることを目指す方針だ。

ユニリーバ・ジャパンは2010年から環境負荷を減らし、社会に貢献しながらビジネスを成長させるというビジョン『ユニリーバ・サステナブル・リビング・プラン』を実践。「すこやかな暮らし」「環境負荷の削減」「経済発展」の3分野で9つのコミットメントと50以上の数値目標を設定している。関連して同社は17年、グローバル本社による「25年までにパッケージに使用するプラスチックのうち、25%以上を再生プラスチックに変更する」との声明を受け昨年、一部商品のボトル上部に貼付するPOPラベル「アテンションシール」に再生プラスチックを約80%採用している。
こうした流れの中で同社は今回、19年下期の新製品に「再生プラスチックを最大95%使用したパッケージの採用」を発表。再生プラスチック採用に向けてまず、19年下期から発売されるヘアケアブランド「LUX」「Dove」「CLEAR」の新商品から着手した。既存品に関しては、改良を加えた新発売などのタイミングに合わせて順次切り替えていくという。
今回の措置に伴い、同社はアテンションシールに加えて、ボトル本体に約90〜95%、つめかえ用パウチへ約10%の切り替えを発表。20年末までにPET素材のボトルを100%再生プラスチックに切り替える方針だ(技術的に切り替えが難しい添加剤は除く)。
近年の「脱プラスチック」を促進する世界規模な動きに対して同社は、プラスチックの使用量を減らす「Less Plastic」、リサイクルしやすい素材や再生プラスチック、植物プラスチックなどへ替えていく「Better Plastic(ベタプラ)」、プラスチックの使用を止める「No Plastic」を併せて提唱。なくす・減らす・置き換える手段のうち同社は今期、ベタプラ(置き換える)に注力した。
 
(2019年8月15日号掲載)

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