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丸昌化学工業、耐水和紙の雲龍柄上市 シワになりづらい特徴PR

丸昌化学工業株式会社(大阪市中央区谷町、水谷剛士社長、TEL06-6942-2380)はこのほど、水にぬれてもシワになりにくい「耐水雲龍 PC 7GW」の販売を開始した。

同製品は、冷食用途を想定した強粘着のラベル基材。原料となるパルプに耐水材が混ぜ合わされており、含水しにくく繊維の伸縮性が低いため、〝ぬれ感〟は出るがシワになりづらい。剥離紙は「ダイレクト白グラシンセパ」で、任意の幅で少量から購入できるという。日本酒やワインラベルといった酒類、冷蔵食品などへの採用を見込む。
同社は「結露でラベルにシワが寄ってしまう」というブランドオーナーからの相談をもとにして、2010年に「耐水和紙 PC 7GW」をリリース。近年、のり引きの作業にかかる手間を削減するため、グルーラベルから粘着ラベルへの置き換えが進んでいることなどを背景に、耐水和紙の出荷量が伸長しているという。新たなバリエーションを求める声に応え、今回の雲龍柄の開発に至った。
印刷に関してもメリットがあり、通常の和紙に比べて含水しにくい分、インクがにじまず高精細な印刷が可能になる。担当者は「変わった基材はブランドオーナーに好まれるが、従来の和紙でカスレがないよう印圧を強めると色の濃淡の表現が難しくなるなど、印刷しにくいという課題があった。ベタ表現もキレイに出て、先行してご利用いただいた印刷会社からも好評を得ている」と特徴を話す。
また、株式会社フナミズ刃型製版が展開しているシール印刷に向けたフレキソ版(7月15日号既報)を使用することで、より鮮明な印刷が実現できるという。
同社は、透明度が高い「和紙ラミネート」、ワインラベルに最適なパールエンボス紙を中心とした「かれん」シリーズなど、オリジナルの製品展開に取り組んでいる。「多様な製品を扱うディーラーの立場から、ラベルに独自性を求める声に応えていきたい。今後も継続して、付加価値の高いラベル基材を追求していく」(担当者)としている。
 
(2018年12月15日号掲載)

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