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日栄化工、蒸着フィルムの屋外掲示実現 超耐候「ウルトラ50」 1枚から加工サービスも

日栄化工(株)(大阪府東大阪市若江東町、清水寛三社長、TEL06-6732-1150)はこのほど、PET素材で屋外耐候3年を実現した超耐候ハードコートラミネート「ウルトラ50」を上市。蒸着フィルムの屋外掲示も蒸着とびを抑える効果を発揮し使用可能とした。これに併せてグループ会社でラミネート加工を行う(株)エルシーサービス(同、TEL06-6732-0651)は、シート印刷物に1枚からウルトラ50を加工する極小ロットサービスの受注をはじめた。

ウルトラ50は、今年7月に東京・丸の内で開催された「ラベルフォーラムジャパン2017」会場で名称未定のまま先行披露。従来屋外のような耐候性が要求される用途に採用されづらいPET素材に高い機能性を付与したラミネート材として、来場者に加え同業者からも関心を集めた。
構造は透明PET50マイクロメートルの上に耐候性ハードコート層を設け、UVカットアクリル系粘着剤と剥離フィルムで構成。促進耐候性試験機で500時間、屋外耐候3年相当を実現している。
ここに日栄化工独自のコーティング液調製と塗工技術が加わり、表面硬度1Hのハードコート層を付与。スキージ痕を残さない強い傷つき防止性能も有したウルトラ50は表面を受傷から守り、紫外線や風雨に対してもコート割れを起こさず印刷物の退色を防ぐ。
また耐候性やUVカット機能を持つフィルムの多くは黄色がかるなどしてクリア感を欠くところを、同フィルムは透明性を維持。白地の基材や印刷面をそのまま表現して意匠性を損なわない。
最小ロットは490ミリ×50メートルか、980ミリ×100メートル。活用事例として、同社は「蒸着フィルムの屋外使用」を提案している。
 
〈写真〉促進耐候性試験750時間。ウルトラ50を施した右側はペンが映るが左側は蒸着がとんで映らない
 
 
(2017年11月15日号掲載)

市場

一般商業印刷および新聞印刷用の輪転機メーカーであるマンローランド・ウェブ・システムズ(独・アウグスブルグ)は、8月17日付でゴス・インターナショナル(米・ニューハンプシャー州ダーハム)の印刷機事業と合併したと発表した。マンローランド及びゴスそれぞれの商印、新聞印刷、デジタル印刷機など印刷機を中心としたビジネスを継承する新会社の発足で事業拡大につなげる。


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