
消費者庁、9月1日から新たな原料原産地表示制度施行 全ての加工食品を対象に

消費者庁は9月1日、食品表示基準における新たな加工食品の原料原産地表示制度を施行。すべての加工食品を対象に、原材料で最も多い生鮮食品にはその「産地」名が、また最も多い加工食品には「製造地」の表示が、それぞれ義務付けられた。ただし、表示方法に関する例外措置もあり、食品分野の関係者などから「分かりづらいのでは」といった声も挙がっている。このような背景から、消費者庁では新制度の普及・啓発を目的に、全国9地域で説明会を開催するほか、ウェブサイドやパンプレットなどによる解説を推進している。