日本国内唯一のラベル関連専門紙

山京インテック、ラベル印字検査システム拡販 医薬品分野でGS1-128に対応

山京インテック(株)(長野県飯田市時又、中村拓実社長、TEL0265-28-5000)では現在、医療用機器や医薬品の元梱用ラベル発行と、表示内容や国際規格バーコードのGS1-128に関する検査をインラインで行うシステム「LaVeri」の拡販に努めている。

同システムは、東芝テック製の熱転写式ラベルプリンタ「B-EX4T3」とマイクロ・テクニカ製カメラ「MT-LFC」を連動。600dpiの高解像度で紙幅4インチのラベルを印字した後、全体をエリア検査することで、文字欠けやかすれ、汚れなどの表示、バーコードの読み取りならびに照合と品質検査をワンパスでこなす。ラベルの異常を検知すると、搬送システムが自動停止し、NGデータを保存して検査履歴をアウトプットできるのが特徴。
医療・医薬分野では近年、GS1-128を高精細印字するプリンタと、印字された表示内容やコードを検査するシステムの需要が高まっている。
特に、厚生労働省では今年8月、「医療用医薬品へのバーコード表示の実施要項」に関する一部改正を通知。流通の効率化やトレーサビリティー強化を目的に、医療用医薬品の販売包装単位や元梱包装単位で、GS1-128など〝新バーコード〟の必須表示範囲拡大を決定した。猶予期間は、2021年4月までとなる。
医療資機材や医薬品などを収める元梱包装についてはこれまで、血液などの「特定生物由来製品」とワクチンなどの「生物由来製品」がGS1-128の必須表示とされてきた。21年4月以降は、任意表示だった「注射薬」や「内用薬」、「外用薬」も必須表示となる。GS1-128の表示については、誤読を防ぐために段ボール箱への直接印字よりも、ラベルに精度の高い印字をすることで対応する場合が多くを占めている。
LaVeriの販売展開について、木村裕二取締役は「GS1-128の高解像度印字とインラインで検査する機能が、導入先から高評価を得ている。あるユーザーでは5000枚のバーコードラベルを出力し、別工程で検査する作業を手がけていたが、当システムの導入により、確実な検査と作業効率の大幅な向上を実現した。これまで約10台を販売している」と話す。
また同社は来春、新型の「LaVeri-CISⅡ(仮称)」の発売を予定。「紙幅8インチのラベル出力に加え、ライン検査方式を採用」(木村取締役)する方針で、従来システムとともに、医療・医薬分野へPR展開する。
 
(2016年12月1日号掲載)

市場

8%、10%と2度にわたる消費税率引き上げで、事業者の負担を考慮して設けられていた特例期間が2021年3月31日㈬を持って終了する。翌4月1日㈭からは消費税の「総額表示方式」施行により、商品の総額表示が義務化される。同制度は、消費者に対して商品やサービスを提供する課税事業者が行う価格表示を対象とするもの。

紙面から

▼先月、英国グラスゴーを舞台に各国首脳らが議論した「COP26」。具体性や実効性に乏しいと評される中、米中が「共同声明」を発表した。海面上昇や気温上昇と、国境を越え世界に影響をおよぼす気候変動問題。政治面の緊張関係を越え、CO2の国別排出量1位と2位が気候変動対策強化を宣言した


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