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キヤノンマーケティングジャパン、ケーブル用プリンタ刷新 配線用チューブやラベルテープに識別番号

キヤノンマーケティングジャパンは2月下旬から、「ケーブルIDプリンターMk2600」を発売する。

同機は、「Mk2500」の後継機となるモデルで、配線用チューブやラベルテープなどに識別番号を印字する熱転写方式のプリンタ。最速毎秒40ミリの印字スピードを誇る。また、従来機からメモリ容量を拡張しており、ファイル保存で管理できる文字数は6万字、印字文字データ記憶は5千字となっているほか、自動で続き番号を生成する「自動連番機能」も4桁まで対応できるようになった。
印字位置は0.085ミリ単位で指定できるため、連続・長尺印字の位置ズレを防ぎ、高精度な印刷が可能。対応するメディアも多岐にわたり、市販のPCV丸チューブや熱圧縮チューブ、記名板、ラベルテープ、ラップラウンドテープなど、さまざまな基材に印字できる。
メーンユーザーである電設業では、配電盤の配線作業などで安定した需要が見込まれるほか、近年は、設備投資増加によって、産業用製造装置の配線や製造ラインのメンテナンス用途の需要が伸びてきている。
本体は約2キロ、サイズは250(W)×300(D)×85(H)ミリ、価格は10万9800円(税別)となっている。
 
(2016年2月15日号掲載)

紙面から

▼例年にない熱気に包まれたブリュッセル。世界各国からラベル業界人が「ラベルエキスポヨーロッパ」へ集結し、会期中はいたるところで製品紹介や意見交換など熱論を交わす姿がみられた。9月の同地は最高気温20度ほどと比較的過ごしやすい気候のはずが、連日30度超えが続いたことも展示会熱に拍車をかけた


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