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資機材:「ザイコン3500」ラベル向けデジタル印刷機の新型モデル発表(4月9日) |
パンチグラフィックス(本社・ベルギー)は4月9日、ラベル向けデジタル印刷機ザイコンシリーズの新機種として「ザイコン3500」を発表。5月18日火から英・バーミンガムで開催される「IPEX」で初披露される。ザイコンシリーズは、ラベル向けの電子写真方式デジタル印刷機としては、HPインディゴと並ぶ2大ブランドとして、約15年にわたり展開。今回発売された最新モデルは、印刷機の構造とトナーの革新的な改良により、印刷幅512_までに対応可能となった。今後は、従来機のザイコン3300と合わせ2大フラッグシップ機のラインアップで、広くラベルや紙器分野に向けて積極展開していく構え。
今回発表された「ザイコン3500」は、従来機の同3300同様に、最大印刷スピード毎分19・2bで、従来の最大印刷幅330_から、512_幅までに対応可能となった。日本現地法人のパンチグラフィックス(株)社長、村松孝義氏によると、印刷エンジンは、シート向けで業界最高速の印刷スピードを誇る最上機種ザイコン8000がベースとなっており、印刷機の設計に加えトナーを新開発したことで、これまでと同じスピードで粉体トナーを大量供給できるようになり、約倍の印刷幅に対応可能となったという。同氏は、「これにより、ラベルだけでなく紙器パッケージの製造も可能になるなど、ラベル印刷会社の仕事の幅を広げると同時に、生産性をも高める機種となった」と話す。
印刷品質については、LEDベースの高精細イメージングヘッドが搭載され、1200dpiの解像度と1200×3600dpiのアドレッサビリティを可変ドット濃度で再現し、画像の高品質印刷を実現する。同機は、標準5色機で、4色の標準プロセスカラーと1色のスポットカラーに対応。印刷スピードは、色数に影響を受けない。また、従来機同様、偽造防止製品向けに特殊セキュリティトナーや、透明粘着ラベル向けに、隠蔽性の高い白色トナーも使用可能となっている。生産性については、4色または5色印刷を1時間で570平方bまで製造可能。対応する印刷用粘着紙は、紙系はもちろん、BOPPやPETなどのフィルム機材にも対応。そのほか、一般紙、透明および不透明フィルム、板紙などにも対応し、紙厚は40〜350c/uとなっている。同機では、ザイコンの新型「QA−Iトナー」を採用。食品向けパッケージの印刷も認証されるなど、多種多様な印刷が可能となっている。
同社では、ザイコン3000、3300ユーザーにおいても、3500への簡単なアップグレードパスにより最新モデルの機能が使用可能、としている。これにより従来のザイコンユーザーにとっても、ビジネスの可能性を広げ、企業成長の源泉とすることが可能となっている。
同社、ラベル&パッケージングビジネス開発マネージャーのフィリップ・ウェイマンス氏は、同印刷機について次のように述べている。
「可変のリピート長や印刷幅に柔軟に対応する輪転印刷機として、ザイコン3500は、デジタルラベル印刷の可能性を広げられる機種。同時に、デジタルラベル印刷とアナログ機によるラベル印刷との間の損益分岐点に重大な影響を与える。具体的には、当印刷機では、4000bを越える印刷量でもコスト効果の高い生産を可能にする。これまでは確かに、アナログ印刷機によるラベル印刷と比較して、デジタル印刷には限りがあったが、当3500については、アナログ機によるラベル製造とのギャップを埋められる印刷機として、十分に実力を発揮し、真の新たなラベル用途開拓にも貢献するだろう」
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